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2008/06/10
統治者能力のない福田内閣への問責決議の提出は野党揃って行う 小沢代表
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 小沢代表は10日夕、奈良市内で行われた会見で、福田内閣に対する問責決議案の取り扱いについて記者団からの質問に答えた。

 問責決議案の提出について、「今日、役員会などで執行部が議論し、結論を得ているのではないか」と述べると同時に、「他の野党の皆さんと意見が合わないと過半数にならないので、党内のとりまとめをすると同時に、他の野党とのコンセンサスを得ることが今日、明日で行われるのではないか」と語った。

 また、問責決議案を提出する意味を問われた小沢代表は、「なんもかんもむちゃくちゃな行政の実態が次々と明るみに出ている」と述べ、さらに「本来ならば、解散・総選挙で国民の判断を仰ぐ以外に道はないが、色々な問題が噴出していて、福田首相自身が統治者としての能力を持てないのではないかという感じさえする」と冷静に分析した。

 さらに問責決議案提出後の国会対応への問いにはまず、後期高齢者医療制度廃止法案や、年金、各省庁でのタクシーのムダ遣いなど、様々な問題が噴出している政府・与党の有様を列挙。そのうえで、「当面、今国会の会期が延長すれば、同廃止法案を議論する余地はあるが、与党は同廃止法案に賛成しないだろう。そういう中で執行部が与党と話し合った上で判断するのではないか」と語った。

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