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2008/06/11
問責決議案が提出、可決という初の歴史的な事態が起こるかも知れない 輿石会長
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 民主党・新緑風会・国民新・日本は21日午前、参議院本会議を前に国会内で参議院議員総会を開催した。

 冒頭、挨拶に立った輿石東会長はまず、10日の決算委員会において平成18年度の決算議案が不承認になったことについて「参議院の意思を表示することができた」と評価。そのうえで、「会社で言えば決算が通らなければ予算組めないのが常識であるが国会では通用しない」と述べ、今後は参議院のあり方の見直し含めて理想を目指していきたいと語った。

 次に、「参議院が生まれて昨年60年を迎えたがこれまで問責決議案が提出、可決された歴史はなかった」と述べ、本日午後、その歴史的な事態が起こるかも知れないとの見通しを示した。問責決議案提出の最大の理由として、後期高齢者医療制度の廃止、根本からの見直しに政府・与党が応じないことを上げた。そのうえで、問責決議案を提出するかどうかは、今後与党側が後期高齢者医療制度をめぐってどう対応するか次第であるとの考えを述べ、提出に至った際には協力してほしいと出席議員に求めた。

 また、千葉景子参議院会長選挙管理委員長からは、委員会として無投票で輿石会長の再選が決まったとの報告があり、輿石会長は「政権を取りに行くとの一点に尽きる」と決意を表明。「ご協力いただき任務を果たしていく」と挨拶した。

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