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2008/06/11
「後期高齢者医療制度廃止を求める6・11国会請願行動」で挨拶 菅代行
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 菅直人代表代行は11日午後、国会前で「後期高齢者医療制度廃止を求める6・11国会請願行動」に際して「他の野党の皆さんと手を握って制度の廃止まで頑張りぬきたい」と挨拶した。

 衆参両院の議員面会所前には、廃止に向けた野党4党の議員による請願受付が設けられ、菅代表代行はじめ多くの民主党議員・秘書が応対。黄色のうちわなどを手にした参加者は引きもきらず、出席議員は、廃止を求める思いがこもった請願用紙をしっかりと受け取り、頑張りますと握手した。

 菅代表代行はマイクを握り、野党がそろって提出した後期高齢者医療制度廃止法案について報告した。参院通過後、民主党は衆院で与党に対し、廃止を了承し、法案に賛成するよう強く求めているとした上、「政府や与党の皆さんは後期高齢者医療制度の本質的な意味を理解されていないのではないか」と指摘。

 政府・与党の導入した後期高齢者医療制度は、長生きされて75歳になった方に社会のお荷物というようなレッテルを張る制度であるため、「戦後頑張って社会を支えてこられた方々なのに」と国民の皆さんの怒りをかっているのだと指摘し、高齢者の尊厳を傷つけ、高齢者切捨てに繋がる同制度を改めて問題視した。

 「負担の問題だけではなく、75歳で差別をするような制度は、断固として廃止をさせなければならない。今日は多くの皆さんが請願に駆けつけていただいた。他の野党の皆さんと手を握って、制度の廃止まで頑張りぬきたい」と語った。この後に参加した議員会館前の集会でも、座り込みされている皆さんを前に廃止に向けて取り組む考えを述べた。

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