政治改革推進本部(本部長=岡田克也副代表)の役員会が12日午後国会内で開かれ、公職選挙法見直しに向けて活発な意見が交換された。
冒頭、岡田本部長が、「15年前の細川政権の時、公職選挙法の見直しを議論したが、小選挙区の選挙制度が定着した今、さらなる公選法の手直しが必要ではないか。十分な議論をお願いしたい」と挨拶。
次に、鳩山由紀夫幹事長が、「いよいよ選挙。そのためにも公選法を見直し、できるところは早く見直したほうがいい。世襲議員のことがいろいろ議論されているが、2世、3世、4世もいる。そのことが正しいのかどうか。厳しく見直したほうがいい」と挨拶した。
会議では、公選法見直し小委員会(委員長=野田佳彦広報委員長)の事務局長の篠原孝衆議院議員が、小委員会でまとめた公選法見直しの中間報告を行い、それを基に活発な意見が交わされた。
特に、戸別訪問の解禁、世襲議員の立候補制限、運動員の報酬、文書違反などをめぐり、自由な選挙と公正の確保、カネのかからない政策本位の選挙を目指し、真剣な議論が交わされた。
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