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2008/06/13
小沢代表「全力であと半年を。政権とって祝杯を上げよう」公認内定候補者会議で
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 小沢一郎代表は13日午後、党本部で開かれた公認内定候補者会議で、どんなに遅くても来年年初も含め、あと半年で総選挙になるとの見通しを示し、「日本を沈没させないためにも、我々が政権を奪取しなければならない」、「政権を取り祝杯を上げよう」と檄を飛ばした。

 代表はまず、集まった131人の公認内定候補者(代理11人含む)を前に、これからの解散・総選挙に向けて、代表・党としての思いを直接聞いてもらうために、毎日が選挙で忙しいなか出席してもらったことに感謝の言葉を述べた。

 代表は、昨年の参議院選挙の勝利によって、現政権が無責任極まりないことがより一層明確になったとして、「新しい政治、日本を作り上げるための一歩」と、参議院選挙勝利の意義を強調した。

 そのうえで、次期総選挙の意義を「ここで政権交代できなかったら、国民に目を向けない、自民党・公明党の自分たちだけの政治になる。日本がそのまま沈没することになる」と分析。また、「政権を奪取するにはここにいる全員に勝ち上がってもらわなければならない」と訴え、そのために今からの2カ月、暑いなかでの頑張りがぜひとも必要であると、苦しい夏の草取りを耐えてこそいい米ができるとして、米づくりを例に奮闘を促した。

 また、総選挙の時期について、経済・政治の状況が怪しくなるなか、来年9月の任期満了まではとてももちこたえられない、国民が許さないとの見方を示し、「自分が政権側ならば、来年度予算で大盤振る舞いをしてから解散と考える」と語り、どんなに遅くても来年年初を含めて、あと半年が勝負であるとした。

 さらに、「国民本位の政治・行政を実現する。その使命の下、この夏の戦いを皆さんに頑張ってもらいたい」と、重ねて行動を要請、8月には現職を含めて世論調査を実施し、第1次公認候補を決定し、物心両面で応援するとした。

 加えて、「万年野党ならば政治を志す必要はない」として、「政権を取って祝杯を上げよう」と激励した。

 続いて、石井一副代表(参議院・総選挙対策本部本部長代理)も、「参院120人は全力を上げて総選挙を応援する。要望を言ってきてほしい」と挨拶した。

 鳩山由紀夫幹事長も、「あなた方の行動に日本の未来がかかっているとの思いで行動してもらいたい。官僚主導の政治から市民が主役の政治をつくる」と結んだ。

 会議の司会は赤松広隆選挙対策委員長が務めた。

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