岩手・宮城内陸地震災害対策本部顧問の岡田克也副代表は15日、地震発生を受けて、宮城県栗原市役所を訪れ、佐藤栗原市長と面談し、被害状況の説明を受けた。市長からは激甚災害指定を急いでほしいといった要請があった。
その後、被害が最もひどかったとされる花山地区の花山総合支所を訪問。支所長の千葉さんから川が寸断されている等の被害状況、二次災害への警戒に関する説明を受けたあと、避難所を訪問。住民の方々から、車の中で一晩明かしたことや地震発生直後の状況などについて話を聞き、激励した。また、救助作業に当たる自衛隊員の労をねぎらい、一人ひとりに言葉をかけた。
視察後は岡田副代表は記者団に、「政治・行政としてできるだけのことをしたい」と表明、生活再建に向けて、まずは人命救助が優先であるとの認識を示した。
その後に訪れた、郡和子衆議院議員主催の集会や宮城県3区の橋本きよひと総支部長主催の集会において、災害視察の報告をし、「災害復興には与党も野党もない」として、政府に協力する姿勢を示した。
なお、視察には地元宮城県選出で『次の内閣』ネクスト環境大臣の岡崎トミ子参議院議員のほか、対策本部事務局長で同ネクスト国土交通大臣の長浜博行参議院議員、参議院災害対策特別委員会委員長の一川保夫参議院議員らが同行した。
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