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2000/03/02
「国家公安委員の総とりかえを」熊谷幹事長代理が会見で怒りあらわに
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 熊谷弘幹事長代理は2日の定例会見で、新潟県警の不祥事をめぐる警察幹部の処分に関し、国家公安委員会のある委員が「懲戒処分は、一時の感情で軽々と行うものではない」などと発言したと報じられたことについて、「恥知らずとしか言いようがなく、監禁され人権を侵害された女性への思いやりが毛ほども感じられない。こういう倫理観を欠いた委員は即刻やめるべきだ」と強く批判した。

 2日付けで一部の新聞が前日の同委員会臨時会での5人の委員の発言内容を報じたことを受けたもので、同紙によると「この処分は相当重い。処分を決める時には冷静さが必要だ」などと各委員がいずれも警察の処分を追認している様子がうかがわれる。

 熊谷幹事長代理は、「4人の委員は週1回しか出勤しないにのに年2660万円もの驚愕するような給与が支払われているとも報じられている。しかし、やっていることは警察の操り人形ではないか。警察幹部を実質処分なしですませた委員たちの責任を追及したい」と強調。さらに「もっと倫理観が高く高潔な人と総取り替えするべきだ」として、国家公安委員会委員の人事を全面的に改めるよう主張した。

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