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2008/06/22
加藤学・長野5区総支部長、岡田副代表迎えて対話集会 長野県下伊那郡高森町
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 岡田克也副代表は22日、長野県下伊那郡高森町で開かれた「伊那谷から日本を変える対話集会」に出席し、加藤学・長野県第5区総支部長と共に、大雨の中集まった300名の住民らを前に、政権交代の必要性を語った。

 冒頭、加藤総支部長は挨拶に立ち、「この日本で米を作って食えなくなっている状況はこの国の危機を示している。地域で食べていけるように、国の富の分配、税金の配分を根本的に変えなくてはならない。その理念は公共事業中心の土建国家から土と健康に投資する『土健福祉国家』への転換である」と訴え、今こそ、日本一深い谷・伊那谷からしがらみの政治に風穴を開けなくてはならないと訴えた。

 岡田副代表は講演で、政権交代でしか族議員と官僚の癒着関係を切ることはできないとした上で、税金の使い方を決めるのは官僚でなく国民に付託を受けた国会議員であり、政治は国民の声にしっかり耳を傾けなければならないと語った。また、次の世代に対して責任を持つべきだとして、地球温暖化対策の政府の対応の甘さを批判した。

 さらに対話集会では、「財源確保が見えない」という質問に対し、「所得税や累進強化、炭素税導入などを含めた税制全体の議論は将来必要になると思うが、今すぐ消費税を上げる必要は必ずしもない」と答え、後期高齢者医療制度の対案については、「職業別も年齢の区切りもない制度を党内で論議しており、次の国会までには対案をまとめたい」と答えた。

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