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2008/06/30
小沢代表、岐阜市の柳ヶ瀬商店街を視察
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 小沢一郎代表は30日午後、岐阜市内の柳ヶ瀬商店街を視察。商店街の女性を中心とした車座集会にも参加して、生活者の視点から日本を大掃除し、税金のムダづかいをなくすと決意を述べた。

 小沢代表は、柳ヶ瀬のレンガ通り商店街振興組合の岩田理事長から、空き店舗の多い状況などについて説明を受けつつ、アーケードを周って視察を行った。また、買い物客の皆さんと交流し、政権交代に向けて頑張れという声援に笑顔で応じた。

 この後、小沢代表は、付近のホールで開かれた商店街の女性を中心にした車座集会に出席。健康保険制度の改革やムダな公共事業の廃止に関する要望や、後期高齢者医療制度の問題点を指摘する声に熱心に耳を傾けれ、政権奪取後に取り組む優先順位等に関する質問に答えた。

 小沢代表は、ムダな公共事業の廃止を求める意見に対し、コストの高さや実際の利便性の面からも、ムダの多い公共事業はやめるべきと同意した。目先の利害を追いかける政治が行われている現状に対し、議会制民主主義を機能させ、緊張感のある政治を行う必要性を指摘。「何としても、政権を変えることによって、大掃除をしたい。大掃除、そして新たな出発を行う」などと述べた。

 政権交代後に実行する政策の優先順位についても、大掃除によるムダと利権の廃止を挙げた。社会に格差や不公正が見られ、急速な不景気と物価高に陥りかねない状況にも言及、ムダ遣いの一掃と、セーフティネットの仕組み作りという有権者の期待に政治家は応えるべきだとした。

 小沢代表は後刻、会見で、視察の印象について問われ、「かつて(の賑わい)とは若干違い、シャッターの下りているところが沢山あった。全国歩いてみても同じような現象が各地で見られる。本当に考えなければならない(問題だ)」と指摘。商店街の振興や地方分権の徹底の重要性を改めて実感したと述べた。また、自分たちの街並みの変化に心を痛めている人から、何とかしてくださいという切実な声とともに、民主党への期待と激励の言葉がかけられたと表明、「大変うれしく思うと同時にぜひ頑張ろうという気持になった」と語った。

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