トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2008/06/30
自民党の牙城なんてもう日本にない。候補者は徹底して歩け 会見で小沢代表
記事を印刷する



 小沢一郎代表は30日夜、岐阜市内で会見し、知事選の対応や政治日程、候補者擁立などについて記者の質問に答えた。
 
 知事選への対応については、本当の地方分権を求める民主党の哲学は、中央集権の統治の機構を前提とする自民党とは異なると説明した上で、現実問題として地域の事情もあるため、県連と支持者の話し合いの結論を最終的に尊重するとした。

 小沢代表はまた、衆院選の時期など今後の政治日程に関する質問を受けて「9月以降、政治的にも経済的にも緊迫した状況になる。国民生活にとってプラスの方向ではない。今の福田内閣、自民党政治で、この状況を国民のためにプラスに変える術(すべ)は取りえない。よって、国民の皆さんの現状に対する批判の声は強くなってくる」と指摘した。

 同時に、中国・米国経済の後退や政治的な不安定要素などが日本の景気に与える影響、石油や食料、飼料の更なる高騰といった事態によって国民生活を痛めつけることが予想される中では、8月末の臨時国会開会や、総選挙の実施を来年9月まで延ばすことは不可能だという考えを示した。

 岐阜4区の候補者擁立状況に関する質問には、昨年の参院選で、自民党の金城湯池(きんじょうとうち)といわれた一人区のうち23で、民主党が勝利を挙げたことに言及。「自民党の牙城なんてもう日本にない。どこでも徹底して候補者が行けば良い。自民党支持者ほど今の自民党政治に対してものすごく批判的だ。民主党の候補者は何も怖いものはない。一生懸命歩けば良い。ファイトのある、ガッツのある、理想に燃える、できれば若い人を4区に見い出せればよい」などと見解を語った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.