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2008/07/09
【次の内閣】直嶋政調会長はじめ各ネクスト大臣 五島漁協訪れ厳しい漁業の現状を視察
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 長崎県五島市で開かれたマニフェスト公聴会後、直嶋正行政調会長と山田正彦『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣、増子輝彦ネクスト経済産業大臣、筒井信隆ネクスト農林水産大臣が五島市岐宿(きしく)の五島漁協岐宿支部を訪れ、厳しい漁業の現状について漁業者の皆さんから話を聞いた。

 五島漁協は組合員数1500人余。一本釣り漁をしている漁師が多く、夏場は一先(いっさき)、かつお、鯛、太刀魚などが獲れる。漁業者の皆さんからは燃油の異常な高騰により、「漁に出れば赤字が膨らむだけ」といった窮状を訴える声が相次いだ。男女群島近海では夏場の五島の高級魚・メブト(下記注参照)が獲れることで知られるが、「とても遠くまで漁に出る気になれない」という。

 地元五島出身の山田ネクスト大臣は「魚の値段が上がらず、コスト増を価格に転嫁できない。遠くに出漁すればするほど赤字がかさめば、3割から4割の漁師の皆さんは廃業に追い込まれざるをえないだろう。水産食料の安定供給が脅かされるだけでなく、他の産業への波及も大きい。リットル50円の水準に引き下げるための助成を実施しなければならない」と語った。

(注)メブト――メダイ、ダルマとも呼ばれる。水深150〜200メートルの深海に生息し、五島では6〜10月にかけて男女群島近海において一本釣りで水揚げされる。

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