民主党ネクストキャビネット(NC)の松本龍地方分権・政治・行政改革大臣は7日、警察不祥事について談話を発表した。新潟県警不祥事に絡む処分を決めた公安委員会が持ち回りだったことについて、「保利公安委員長自ら、公安委員会の不始末を隠蔽する答弁をしていたもので、政治責任は重大である」と指摘。そのうえで今国会に提出されている警察法の一部改正案にふれ、「改正対象の監察自体が形骸化し、不祥事を引き起こしており、とても警察改革の名に値するものではない。政府は同法案を撤回し、改めて国民の納得を得られる改正案として出し直すべきである」とした。
さらに民主党の取り組みとして市民参加の警察行政を基本とする警察改革を提唱、 (1) 公安委員会制度のあり方の検討(2)監察制度のあり方の検討(3)キャリア制度の見直し(4) 情報公開の推進等を中心に具体策をまとめていく旨を明らかにした。
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