民主党青年局は9日、夏の全国キャラバンをスタートさせ、広島市金座街前で菅川洋・広島1区総支部長、橋本博明・広島3区総支部長とともに街頭演説会を開催した。藤末健三青年局長、林久美子参議院議員をはじめ、広島・岡山・山口・島根・鳥取の若手地方議員が参加した。
藤末議員は「4月30日の再議決されたガソリン暫定税。5兆7千億円は道路にしか使えない。山口県の道路事務所では180人の職員に車が98台。14台が運転手つきで月30kmも走らない。他方で後期高齢者医療で4千億円の負担が国民に押しつけられた」と政府を批判。菅川総支部長は「政府与党は無駄使いを止めることなく消費税増税を考えている。政権交代が税の無駄使いを止める唯一の方法だ」と訴えた。
橋本総支部長は「税金の使い方を決めるのが政治の役割。医療や介護を削ってコンクリートに予算を回す政治か、子ども手当や子育てなど人間に予算を使う政治か」と訴えた。林久美子議員は「税金をとる側の立場でなく、税金を支払う側に立った政治に変えたい。無駄使いをやめさせ安心して暮らせる政治に変えるには、選挙の一票で変えるしかありません」と、民主党への支援を呼びかけた。
演説会終了後、「生活負担増で暮らしがキビシィーッ!!」チラシ500枚を配布し終えた若手議員とともに、アーケード街を歩いて、民主党への支持を訴えた。
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