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2008/07/12
鳩山幹事長、民主党政権を期待する民意とともに次期総選挙を全力で戦う 茨城県で会見
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 鳩山由紀夫幹事長は12日夜、茨城県筑西市で記者会見を行い、茨城県の3選挙区遊説の感想、臨時国会に向けた国会対応や民主党代表選について、記者団の前で語った。

 はじめに茨城県の3選挙区(1、3、4区)を訪れた感想を聞かれた鳩山幹事長は、「現政権に対する憤りと同時に我々に対する支援を多く頂いた」と述べた。さらに、「このような反応は選挙本番さながらと感じた」と付け加え、この有権者の反応に応える意味でも、3選挙区において次期総選挙で小選挙区での勝利を収めなければならないとの考えを示した。

 さらに茨城県の選挙区の位置づけについての質問に対し、「都心から近い場所にありながら、農林水産漁業も盛んな地域であり、全国の縮図のような選挙区である」との認識を示し、「現在公認が決まっていない2区を含めて全て重要な選挙区である」との考えを表した。

 続いて、9月に実施される民主党の代表選挙について鳩山幹事長は、「代表選挙で国民の皆さんに何を訴えるのか、民主党の中で必ずしも議論がしっかりなされていない部分があれば、争点として戦うことは間違いないのではないか」との考えを述べとともに、「幹事長という職は代表を助ける立場であるので、小沢代表が代表選に出馬するのであれば出馬しない」と語った。

 また臨時国会に対する取り組みについて、先の通常国会で福田首相に対する問責決議を参院で可決したことに言及し、「直近の民意で福田内閣は相応しくないと示された結果で、極めて重たいこと」との認識を示すとともに、一日も早く解散・総選挙に追い込んでいく基本方針の中で、「一番大事なことは国民の皆さんの意志がどこになるのかということである」と述べ、民意を見極めながら、臨時国会に臨んでいく姿勢を示し、冒頭から欠席をするという考えではないことを明らかにした。
 
 最後にサミット直後に行われた報道機関の世論調査で、次の政権を民主党中心の政権とする結果(約45%)が自民党中心の政権(31%)と比べ、大きな差が出たことについて、「福田首相は洞爺湖サミットをうまくやったと装っているが、国民の皆さんは冷静に判断している」と評価。

 その理由として、「国民の皆さんは喫緊の課題として、投機マネーによるマネーゲームに対して何のメッセージを打ち出さなかったことである」と述べた。

 また民主党政権を望む声が約半数となっていることに、「この政権を変えてほしいという国民の強いメッセージが持続している」との見解を示し、次期総選挙で国民とともに戦っていく姿勢を改めて強調した。

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