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鳩山由紀夫幹事長は２１日午後、すげかわ洋・広島県第１区総支部長とともに広島市南区と中区で街頭に立ち、民主党への政策への理解を求めた。
南区向洋新町の住宅地では「政治に厳しい目を向けている皆さんに政治を変えるチャンスが訪れている」と指摘、政治を国民の手に取り戻す決意を示した。次の総選挙で勝たなければ、国民の暮らしがもっと苦しい方向へ追いやられるという意味において、背水の陣を敷くとも語った。
また、長期にわたる自民党政権では官僚の声に勝てないことをあげ、官僚任せの政治を終わらせ、民主党が政権を奪取して二大政党制を樹立させ、政治家が主導する政治を作る考えを示した。
鳩山幹事長とすげかわ総支部長はミニ集会に出席後、広島市中央区に場所を移し、休日の買物客でにぎわう金座街商店街を歩行遊説して民主党への支援を求めてまわった。夏の厳しい日差しが照りつける中、二人の行く先々には人だかりができ、頑張れという声援が飛んだ。鳩山幹事長は気さくに写真撮影の求めに応じ、行き交う皆さんにすげかわ総支部長を紹介した。
商店街の一角で行われた街頭演説で、鳩山幹事長は、先ごろ放送が終了したテレビドラマのタイトルを引用して「今こそ日本の政治を『ＣＨＡＮＧＥ』だ。何としても皆さま方のために変えなければならない」と強調。国民の皆さんのためになっていない政治が行われた例として小泉元首相が推し進めた郵政民営化や後期高齢者医療制度をあげ、それらの見直し、国民の皆さんの声に耳を傾ける政治の実現を訴えた。
すげかわ総支部長は、原油や生活品の高騰で困っている国民の生活を考え、暮らしを守ることこそ重要だと主張。ただ単に市場に任せるだけの政治を続けていても意味はないとして首相の無策を批判し、道路特定財源のムダ遣いを横においてガソリン税などの暫定税率を復活させるのはおかしなやり方だという見解を述べた。
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