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2008/07/17
鳩山幹事長、山尾・愛知7区総支部長とともに国政報告 更なる支援を訴える
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 鳩山由紀夫幹事長は17日午後、愛知県尾張旭市にある愛知県第7区総支部を訪れ、山尾しおり総支部長、大塚耕平参議院議員とともに、約70名の支援者に、国政報告と民主党への更なる支援を訴えた。

 まず、山尾総支部長が挨拶に立ち、活動を始めてから半年の間、声をかけていただいたり、さまざまな形で支援していただいた方々に感謝をするとともに、これまでの活動を振り返った。

 ガソリン税や後期高齢者医療制度の問題などが出てきては解決されないまま現在の生活が苦しくなり、将来に不安を感じている方が増えていること、「頑張れ」という言葉よりも「何とかしてほしい」という声が多く、民主党への期待が高まっているのを感じること、そして、「山尾しおりだけ、民主党だけでは変えられないかもしれないけど、山尾しおりと一緒なら、民主党と一緒なら変えられるかもしれない」という皆さんの想いを強く感じていること、などを列挙した。

 また、検察官時代に、暮らしや将来に絶望し、そして犯罪に走ってしまった人を何人も見てきたこと、一つの犯罪の背後には、被害者やその家族・友人、罪を犯してしまった人の家族など、本当にたくさんの方が苦しむことになる現実を見てきたことから、犯罪が起きる前に、犯罪を起こさせないような希望の持てる社会の仕組みが必要だと、政治家を志した理由を熱く語った。
 
 続いて鳩山由紀夫幹事長が挨拶に立ち、「山尾しおり総支部長は、クリーンで正義感にあふれる人を擁立したいという意向にまさにうってつけの人物である。今の政治は善意が失われ偽装がはびこっている、こういった政治を一掃するような政治家に育ってほしい」と山尾総支部長への期待感を示した。

 また鳩山幹事長は「「ねじれ国会」と言われているが、衆議院と参議院がねじれているのではなく、政府と国民のみなさんの意思がねじれているのが実情であり問題である。今は財政再建ばかりが唱えられているが、そのせいで国民のみなさんの生命が脅かされるのでは、何のため政治かわからない。郵政民営化の問題にしろ、後期高齢者医療制度の問題にしろ、今の政府はこういった主客転倒のことが行われてしまっており、これらのことこそが政府と国民のみなさんの意思との「ねじれ」である。私たち民主党は、このねじれを正し、国民のみなさんのための政治を取り戻したい」と熱く語った。

 さらに福田首相について「環境サミットを支持率上昇のきっかけとしたかったが、リーダーシップを発揮して結論を導き出すという議長本来の仕事ができず、単なるまとめ役しかできなかった」と厳しく指摘し、「参議院では問責決議案も可決されており、国会の半分で首相不適格とみなされている。残された唯一の道は、臨時国会召集後すぐに解散・総選挙を行うことだ」と早期の解散・総選挙が必要であることを訴えた。

 最後に、鳩山幹事長は、大塚耕平参議院議員、山尾総支部長とともに、参加者との写真撮影や握手などで交流を深め、和やかな雰囲気の中で会を終了した。

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