1日、野党4党は共同で、「鈴木宗男衆院議員証人喚問実現要求4野党緊急集会」を開催。各党の国会議員などおよそ400名が、結束して自民党利権政治と対決する意志をうち固めた。
集会は、民主党の手塚仁雄衆院議員の司会で開会。挨拶に立った民主党の菅直人幹事長は、鈴木議員の利権疑惑が外務省やコンゴ政府まで巻き込む大変な問題であり、予算の公正な執行を根本的に歪めるものだと指摘。「この問題の解明を拒む政府与党こそ、国会審議を拒否し、妨害している」と強く避難し、無条件の喚問実現を訴えた。そして、小泉首相をさらに追いつめ、解散・総選挙に持ち込み、自民党を半減させて政権を奪取しよう、と力強く呼びかけ、発言を締めくくった。
また、社民党の福島瑞穂幹事長、共産党の筆坂秀世書記局長代行、自由党の藤井裕久幹事長も発言し、それぞれ結束して喚問を実現しようと呼びかけた。
集会は最後に、4党の若手議員の音頭で団結ガンバローを三唱し、幕を閉じた。
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