全国キャラバン記念 全国のみやげ(伊達の牛タン/ずんだ餅)
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参加議員(田中 甲・近藤昭一・山村 健・今野 東・井上和雄)
地元議員(岡崎トミ子参議院議員・桜井 充参議院議員・鎌田さゆり衆議院議員)
「民主党王国」と呼ばれるくらい民主党への支持が浸透している宮城県。小選挙区はなんと4勝2敗と自民党を圧倒しました。どの国会議員もそろって、きさくな市民派議員でした。みなさん演説前に「おばんでやす。」という挨拶をします、このノリが強さの秘訣です。
盛岡駅からやまびこ20号で仙台駅へ
佐々重ビル前で街頭演説、その後、駅前の商店街をみんなで歩きながら政策を訴えました。
トークイベント(ホテルメトロポリタン)
安孫子雅浩仙台市議会議員を司会にして、このような内容のことを満席の市民に訴えました。
岡崎トミ子(参議院議員)
「この宮城県では、6月の選挙で民主党からは5人の衆議院議員をみなさんに当選させていただきました。2人の参議院議員を合わせると7人も国会議員がいます。
今回の国会では私たち民主党は循環型社会を作るためにがんばりましたが、自民党がこの国会でやったことは自分たちが有利なように選挙制度まで捻じ曲げてしまうことや医療費を引き上げて国民の生活を困らせることでした。自民党にこれ以上、政権を任せるわけにはいきません。おかしな自民党政権をなくすために、今日、民主党の若手国会議員団が宮城県におこしくださいました」
田中 甲(千葉5区 衆議院議員)
「ディズニーランドがあるのが、私の選挙区です。業界団体などの推薦を丁重にお断りさせていたできまして、「市民として応援してください。」と言い続けました。これは、しがらみをなくした政治をするためです。私たちは陳情とは、免許や入学などの斡旋ではなく、市民のためになる政策提言だけだと思っています。
さて、私は道州制の導入を訴えていきたいと思います。地方の財源がないまま、地方分権はできないと思います。中央集権の官僚主導政治を、地方分権の民主導の政治に変えていきます。
私たちは本気で政権交代を目指します。政治で最も大切なのは命を守ることです。命を守らない今の政治を変えていきたいと思います。戦争中の事実をひたすら隠している今の自民党政権には、命を守ることをできません」
近藤 昭一(愛知3区 衆議院議員)
「私はもともと中日新聞にいました。しかし、あまりにも今の政治はひどいことをやっている、いまの政治家には任せられないと思いました。そして、政治をやっています。
さて、この宮城県の浅野知事は自書で「誰もが住みやすい街を作る。」と言っています。しかし、中央集権では地域の声が届くことはありません。
例えば、障害者の方々が自分たちで働けるところをつくろうという話になったことがありました。しかし、地域の声は届きませんから予算がありません。逆に、国から予算がおりてきても、年度中に使わなければならないという変な予算です。突然きた予算ではうまく使えません。少子化対策の予算が、幼稚園のまわりの整備に使われるなどの変な例もありました。だからこそ、民主党が訴えるように地方分権が必要なのです」
井上 和雄(東京14区 衆議院議員)
「私は内閣委員会に所属して、ITの問題に取り組んでいます。アメリカのシリコンバレーでは中国やインドの人たちが大量に働いています。私はもともと国連職員としてインドに勤めていました。インドでは、15年前にIT革命に力を入れています。今の日本は先見性がなく2000年になってようやく取り組みました。
ITが進んだ組織は、中間管理職のいらない組織になります。トップに直接、情報が集まる組織になっていきます。日本の重厚長大の産業は崩れていきます。そこで、ITの推進と同時に失業しても生活できるシステムをつくる必要があります。また、お父さんが失業してもいいように、ダブルインカム(共働き)の社会が必要になると思います」
山村 健(三重5区 衆議院議員)
「私だけは座高が短いので立って話します。(笑)
さて、私はあのリクルート汚職の藤波さんを相手に戦いました。組織もないのに、挑戦しました。10ヶ月間がんばりました。素人が頑張って何とか当選しました。
永田町の常識は、世間の非常識です。当選すると周りの人たちに急に「先生、先生」と呼ばれるようになってしまいました。議員になるとタクシーを使う人が多いですが、私はいつまでも地下鉄を使いたいと思います。
森首相がIT革命を「イットカクメイ」と読みました。(笑)それによって、ITを全国民が知ったそれだけが唯一の功績です。21世紀の基幹産業になるITですが、自民党
の予算の使い方はただの垂れ流しです。ITには国境の壁がないので、日本だけでは語れない産業です。しかし、自民党はそれがわからずに、国内の法律だけをいじろうとしています。
民主王国と言われる宮城県では、ものすごく民度が高いです。それを各地へ広げていっておかしな政治をなくしてほしいと思います」
今野 東(宮城1区 衆議院議員)
「私たちは、聞く選挙をやりたいと思います。一方的にマイクで訴えるのではなく国民の声を聞きたいと思ってやっています。その中で、おばあちゃんに「おら戦争やだべ」と言われたのが印象に残っています。そのことがすごく重い発言でした。
さて、645兆円の大赤字はどうやって返すのでしょうか。自民党がやっているのは票集めのためのお金のばら撒きです。それをもうやめさせたいと思います。民主党は甘いことだけでなく、つらいことも言える、そして納得してもらうことのできる政党です」
鎌田さゆり(宮城 衆議院議員)
「松浪議員のコップの水は私の前まで届きました。(笑)
さて、私は男女共同参画社会をつくることを目指しています。その一つとしてピンクチラシの撲滅運動に取り組みました。あの松浪議員は、「自由な国だからピンクチラシがある。ピンクチラシがいやならアフリカの国にでも行け。」と私に言いました。「この人は何を言っているのだろう」と私は思いました。こんな人たちが作っている今の与党の政治を何とか倒したいと思います」
桜井 充(宮城県 参議院議員)
「加藤の乱のあと、株価は下がりました。それは、構造改革が進まなくなったという諦めが世間に漂ったのが原因です。だからこそ、私たち民主党は政権交代で構造改革をすすめなければなりません。同時に改革によって失業する人のセーフティーネットの整備を進めながら、大胆に構造を改革する必要があると思います」
会場からは、野党間の選挙協力についての質問がありました。それに対して、岡崎トミ子参議院議員から「自由党・社民党などと党首会談などをしながらすすめている最中です」と答えました。
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