青年局と四国4県の参議院議員による遊説隊は24日、中山ともい高知3区総支部長とともに、高知市から四万十市中村にむけて大型街宣車によるキャラバン遊説を行った。土佐市役所前・高岡郡佐川長JA前・須崎市道の駅・四万十市中村の4カ所での街頭演説と、のべ150Km、6時間を超える車中からの街頭遊説を実施した。
少年サッカーが盛んでJリーガーを輩出している佐川町で友近聡朗議員は、「地方の生活の足であるガソリンの高騰、食料品の値上がりで家計の負担は増えるばかり。ガソリン暫定税率を廃止すれば高知では一世帯5万6000円負担が軽くなる。しかし政府自民党は3分の2の暴力で10年間59兆円、道路のためだけに使うと強行採決した。リスクの高い人も低い人も一緒に支え合う医療保険を、リスクが高くなる人だけを一括りにする『平成の乳母捨て山』制度に変更し、年齢による区別から医療の差別が生み出されている。2年毎に見直される保険料は2025年には16万円を超え、いまの2倍以上になる。75才以上の問題でなく現役世代をねらった改悪だ。道路利権をそのままに医療福祉予算を毎年2200億円削り続けるいまの政治を変えるには、政権交代しかない」と訴えた。
植松恵美子議員は「妹のように一緒に活動してきた中山さん、何とかしても国会で活躍して欲しい、そんな気持ちで応援にきた。参議院で1年活動してわかったことは、私たち国民の10円の思いと福田総理や自民党の10円の価値が違うということ。自分で車にガソリンを入れたことのないような2世・3世の人たちに、ガソリン高騰・食品値上げで苦しむ私たち思いがわかるか。子育て支援や介護、こどもや高齢者の意見を述べる議員、女性議員が国会にはもっと必要。私も4年前の参院選で落選し、3年間地域を回った。郵政解散の総選挙から3年。地域を回り、皆さんの声を聞かせていただいてきた中山ともいさんに力を貸して欲しい」と訴えた。
今回のキャラバンの最終地点、地元・四万十市中村の街頭演説で中山ともい3区総支部長は「いつもは一人でやっている街頭演説、今日は昨年7月に高知から国会に送っていただいた武内参議院議員、そして香川・徳島・愛媛から応援に駆けつけてくれた仲間の参議院議員の皆さんと一緒にマイクを握っている」と前置き。
「郵政選挙から3年間、弱者切り捨て、地方切り捨てが進むなかで、国民の生活が第一という思いで高知3区の地域を回ってきた。昨年7月の選挙で参議院が逆転し、信じられないような予算のムダ遣い、政官財の癒着、利権の広がりが明らかになってきた。ほんの一握りの人間がいい思いをする中で、一生私たち庶民の暮らし、一生懸命働く人たりの生活、地方の暮らしが切り捨てられている。税金のムダ遣いを許さない仕組みを作り、安心して暮らせるために、生活が第一の国作りを進めるために、何としてもこの高知3区で政権交代を実現する。3年目を迎えるこの夏、1000日かけて伺った皆さんの声を実現するために、さらに全力で頑張る」と決意を語った。
高知キャラバン運営にあたり、四国青年局幹事長の吉坂保紀徳島県議とスタッフが徳島県連の大型街宣車を運行、150Km6時間を超える遊説を支えた。高知県連青年部長の河田角栄・田野町議、浜田りえ高知市議、高知3区の地元市議や連合地協青年部が各地での街頭演説準備に参加した。
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