菅直人代表代行はじめ、党公共事業検討小委員会、党熊本県連は29日夕、荒瀬ダム視察の後人吉市を訪れ、川辺川ダムに反対している市民団体メンバー約30人との意見交換を行った。
ダムを巡っては現在、知事の交代で県の姿勢が一変、「ダムありき」との動きが強まっている。これに関し、新知事に対しての批判も多く出され、ダム阻止へ向けて反対派が結束していくことを確認した。
視察団も、アドバイスも含めて発言。その中で菅代表代行は、知事選で反対派が何故分裂したのかなどを指摘。その上で、マニフェストにも掲げていないことを、知事が政策変更できるのか、法的・制度上その手続きに瑕疵はないのか調査し、場合によっては、行政訴訟なども検討すべきではと、問題提起した。
出席者は、長年ダム建設反対運動を続けているだけに、鋭い指摘や説得ある意見が次々に出され、有意義な交換会となった。
意見交換会に引続き懇親会もあり、途中参加者も含め50人が、菅代表代行を囲んで交流を深めた。
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