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菅直人代表代行は９日夕、千葉県市川市と浦安市で、村越祐民・千葉県第５区総支部長と街頭演説を行った。
新浦安駅・駅前広場の街頭演説会では、矢崎けんたろう千葉県議会議員（浦安市選出）が司会を務めた。村越総支部長は「今の官僚内閣制度、法律を作るのも執行するのも、税金を集めるのもムダ遣いするのも全部官僚が牛耳っている体制を、がらっと変える」として、政治任用制度の導入に取り組む決意を表明。後期高齢者医療制度にも言及し、国民の皆さんの目線で政策を立案、実行できるのは民主党であると訴えた。
菅代表代行は「大都市部の皆さんの動向が日本の政治の将来を決める」として、次の総選挙で政権交代の実現をめざす民主党への支援を求めた。
また、中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関し、中国国内でも同様の被害が起きていたことが国民の前に明らかになったことに言及。殺虫剤が、中国国内でのギョーザ製造段階で混入された可能性が高いとはっきりすれば、国民にとって国内のものは大丈夫だという安心になることから「隠すことで不安な状態を続けていた福田内閣は、安心実現内閣ではなくて不安増大内閣だ」と述べた。現在の省庁の所管を整理できないのであれば、消費者庁といっても屋上屋を重ねるだけだとした。
菅代表代行は、官僚お任せ政権を変えることができるのは、民主党であると主張。国民が選んだ国会議員が首相を選び、首相が政治家を副大臣などに任命して省庁に送り込み、彼らがチームプレイで国民の生活が第一の政策を実現するのだと説明した。民主党政権の約束として「徹底した地方分権」「徹底した透明化」を実行することも挙げ、今の官僚任せの政治を変えようと党への支持を強く求めた。
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