民主党・東北地方自治体議員フォーラムは24日、25日の両日、仙台市で第7回総会と研修会を開催した。東北6県から約300人が集まった総会では、代表世話人の内海太宮城県議の挨拶ののち、岡崎トミ子宮城県連会長・楳原惣一郎連合宮城会長が来賓挨拶を行った。岡崎代表は「総選挙は間近。今回の研修会を東北から政権交代を実現するための決起集会と位置付け、明日からの闘いに望んで欲しい」と訴えた。
初日の研修会では、梅村聡参議院議員、筒井信隆『次の内閣』ネクスト農林水産大臣、尾立源幸税制調査会事務局長から、「後期高齢者医療制度の仕組みと問題点」「地域農業の再生の課題」「今後の地方財政のあり方」をテーマに全体講演をうけ、各分科会に分かれて、各講師を交えて意見交換を行った。また東北ブロック女性ネットワーク会議の呼び掛けで、「ワークライフバランス」をテーマにした第4分科会が開催され、岡崎トミ子議員・郡和子衆議院議員が助言者として参加した。
夕方の交流会には、大石正光参議院議員や衆院選候補内定者が参加し、各候補者が衆議院選に向けた決意を表明、安住淳衆議院議員の音頭で乾杯した。来年の開催予定地となる山形県連の近藤洋介代表は「来年は政権交代を実現して研修会を迎えたい。総選挙勝利をこの東北から実現しよう」と決意を語った。
2日目の研修会では、東北大学の大滝精一教授から「地域活性化と市民参加」をテーマに講演をうけ、持続的な地域活性化にむけた市民参加の重要性について学んだ。
また研修会にあわせて、東北ブロックの幹事長・政策担当者会議が開催され、衆院選に向けた各県の取り組み状況やローカルマニフェスト検証の取り組みについて情報交換が行われた。また東北ブロック女性ネットワーク会議では、総選挙で4名の女性候補の当選にむけ、遊説活動などに取り組むことが確認された。
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