小沢一郎代表は26日夕、都内で開かれた「STOP!THE格差社会―今こそ政策・政治の転換を!『連合要求実現8.26中央総決起集会』」で来賓として挨拶した。
小沢代表はこの中で、衆院選予定候補の紹介、招待に感謝するとともに、「迷走する福田内閣は無為無策で、我が国の経済社会の矛盾、国民の不安は深まり、さまざまな格差は拡大する一方だ」として、「連合との共同の戦いの先頭に立つ。一緒に頑張って政治を変えよう」と、政権奪取、政策転換を強く訴えた。
また、「どの地域でも、これではもう暮らせない、働く汗が報われないとの声が満ちている。金持ちや官僚は痛みを感じないかもしれないが、勤労者、市民はもう待てない。お年寄りや障がい者ももう耐えきれない」、「今こそ連合と、社会民主党、国民新党、民主党がその核となり、高い志をもって一致協力して自民・公明勢力と対抗し、新しい政権を作ることが唯一の道」と訴えた。
さらに、臨時国会は解散・総選挙へのゴングだとして最後の決戦と位置づけて臨むとの決意を表明した。
主催者の高木連合会長は「民主党を中心とする野党が勝利し、まじめに働く人のための政治への期待がある。私たちも汗をかく。運動の第一線に立って頑張りぬく。本日をもって我々も臨戦態勢に入る」と総選挙勝利による政策転換へ、力強く挨拶した。
集会では、連合推薦の国会議員、衆院選の予定候補も多数も参加し、紹介を受けた。
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