トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2002/03/11
「偽証とごまかしで疑惑深まった」鳩山代表
記事を印刷する

 11日、衆議院予算委員会で行われた自民党の鈴木宗男議員への証人喚問に対して、民主党の鳩山由紀夫代表が記者団にコメント。あいまいな問題や偽証の可能性も明らかになり、「ますます疑惑は深まった」として、参議院でも喚問を求めるほか、4野党が提出を予定している議員辞職勧告決議案に与党も巻き込んでいく考えを示した。

 鳩山代表は、鈴木議員の証言について、「北方領土返還が夢」「民族の悲願のために純粋にやってきた」といった発言や、私設秘書のムルアカ氏が「公務員であるとは知らなかった」と語ったことなどを、「偽証の疑いが大きい」と指摘。また、北方四島支援事業などで、金の問題になると「記憶にない」などと途端にあいまいなったことなどを挙げ、「ますます疑惑が深まった」と述べた。

 これを踏まえて今後は、参議院でも証人喚問を要求するなど両院で疑惑追及を強めるとし、野党4党共同の議員辞職勧告決議案については、与党の動向も見ながら「絶妙のタイミング」で提出したいと述べた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.