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2008/09/11
汚染米などの転売問題について農林水産省にヒアリング
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 民主党『次の内閣』農林水産部門は11日午後、国会内で会議を開き、汚染米などの転売問題について、農林水産省からヒアリングを行った。

 冒頭の挨拶で、筒井信隆『次の内閣』ネクスト農林水産大臣は、カビ毒や農薬に汚染された米が不正に転売され、食の安全が脅かされている状況に強い憤りを示した上、いろいろと農水省に問いただしたいことがあると表明した。

 「農水省が事実上(三笠フーズによる犯罪行為を)容認したとしか思えないような対応だったと言わざるを得ない」として、農水省に明確な説明を求めた。

 会議では、保管中のカビ発生や水漏れなどで被害を受けたり、基準値を超える残留農薬が検出されたりした事故米が、本来は用途を非食用に限り売却されるべきところ、食用として横流しされたこの問題の経緯、これまでの調査により判明した事実、太田農水相の指示と今後の対応について農水省からヒアリングした。

 出席議員は、事故米を売却した先の企業が、その後に販売した先まではトレースできなかったことから、転売を防ぐためなどの政策や制度、対応について、政府が改めるべき点が多々あることを指摘。ミニマムアクセス米を含む米穀流通の仕組みや事故米の量、抜き打ち調査の項目や日付などについても質問し、来週の会議での返答を求めた。

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