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2008/09/11
帳尻あわせしかない自公政権を変え、北海道から政権交代を 小沢代表
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 小沢一郎代表は11日夕、札幌大通り公園内において開かれた「道民生活、経済、産業危機突破1万人集会」に横路孝弘衆議院副議長らと出席し、今の自公政権では日本は良くならない。一刻も早く政権交代を行うべきだと、集まった集会参加者らに向け民主党への支持をそれぞれ訴えた。

 はじめに横路副議長は、「現在生活が苦しいと思う人は、全国で57.2%、母子家庭では85%にもなる。収入も大幅に減り続けている」と国民生活が厳しい状態にあることを取り上げ、何ら対策を打とうとしないどころか、政権を投げ出した自公政権を厳しく批判した。

 続けて、5人が立候補した自民党総裁選について「あれだけいて、一人として政権を投げ出したことを国民に謝罪しなかった。経済政策、年金、医療、介護にしてもまるで他人事だ」と話し、自分たちがしてきたことに責任を感じていないと、その無責任さを指摘した。

 横路副議長は、「低所得者や、非課税世帯へしっかりとした配慮をする政治を行う。小沢代表も言っているように、『生活が第一の政治』に日本の政治を変えることが、一つの道だ」と、会場の参加者に向けて一緒に頑張っていこうと訴えかけた。
  
 次に小沢代表が演壇に立ち、「北海道はこれからいい季節に向かいつつあるが、国民の生活を取り巻く状況は一層厳しくなっている。給料は下がり続け、税金の社会保険料も、さらに物価もどんどん上がりつづけている」と、今日本は待ったなしの状況に直面していると話し、この危機において2度も政権を投げ出し、無策の自公政権を厳しく批判した。

 さらに、自民党総裁選挙については、「候補者たちは安倍政権、福田政権の党幹部や閣僚だった人ばかりで、誰が総裁になろうと何も変わらない」と述べ、パフォーマンスの総裁選よりもまず、総選挙を行い、国民の判断を仰ぐほうが先だということを強調した。

 そして小沢代表は、「民主党は一貫して、『国民の生活が第一』だということを訴えてきた。役人の言うままで、取りやすいところから取る、帳尻合わせしかしない自公政権に変えて、新しい国民生活を築き上げるために、民主党に力を貸してほしい。ここ北海道から政権交代の狼煙を上げてほしい」と訴えた。

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