小沢一郎代表は17日午前、「国民参加のマニフェスト作り」第2弾の取り組みとして、東京都中央区の複合介護施設「相生の里」を訪問。施設利用者や介護スタッフと懇談した。
「相生の里」は、認知症高齢者グループホーム、ケアハウス、デイサービスセンターを中心とした、高齢者のための複合型の介護施設。中央区がPFI方式で建設、運営を民間事業者に委託している。
小沢代表は、中央区の矢田区長や「相生の里」総合施設長の外山氏らの案内で「デイサービスセンターあいおい」を視察したあと、談話スペースなどに利用される「タウンモール」内に移動。集まった施設利用者や介護スタッフの皆さんに、マニフェスト作りに反映させるため、忌憚ないご意見を伺いたいと挨拶した。
出席者からは、介護の仕事だけで生活ができるような報酬体系や、長く働けるような労働環境を作ってほしいなどと、発言が相次いだ。小沢代表は一生懸命に介護の仕事をしても、それだけでは生活できないスタッフが多い一方で、施設へ入りたいという希望が多いことに言及、皆さんの声をしっかりと受け止める考えを示した。
山田正彦『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣、山井和則同副大臣は「介護人材確保法案」など民主党の政策をわかりやすく説明し、「道路より命」の視点で、安心して医療介護を受けられ、年金で暮らせる世の中を作るとした。
視察には、円より子副代表、小沢鋭仁国民運動委員長、谷岡郁子、藤末健三両参議院議員が参加した。
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