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2002/03/12
夕刻に鈴木宗男議員辞職勧告決議案を野党共同で提出
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 野党4党の国会対策委員長は12日午前、国会内で会談し、鈴木議員辞職勧告決議案を4党の国会対策委員長と議院運営委員会理事らの連名で、17時40分に綿貫衆議院議長に提出することを決めた。

 会談後記者会見した民主党の熊谷弘国会対策委員長は、同決議案の提出理由について「昨日の証人喚問でも明らかになったように、鈴木議員が日本の外交政策の根本を歪め、政治不信を募らせたということにつきる」と述べた。

 熊谷委員長は、与党内に同決議案をすぐに採決せず棚上げする動きがあることについては、「鈴木議員の疑惑は、外務省だけでなく、政府のあらゆる分野に及んでいることが明らかになりつつある。時間をかせいで国民の関心が薄れるのを待とうとしても、問題はさらに大きくなるだけだろう」と一蹴。

 また、小泉首相の責任についての意見を問われると、「自民党の古い政治体質を壊すことが小泉首相の真骨頂だったはず。鈴木議員個人の責任として処理しようとする首相の姿勢からは、政治改革へのリーダーシップがまったく見えない」と語気鋭く小泉首相批判を展開した。

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