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2008/09/17
官僚主導の政治をやめさせ、社会保障整備・雇用の安定を 幹事長、城島・神奈川10区総支部長と
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 鳩山由紀夫幹事長は17日夕、神奈川県JR川崎駅構内にて元衆議院議員の城島光力・神奈川県第10区総支部長と街頭演説会を開催。手を振りながら笑顔で登場した鳩山幹事長に、到着を待ちわびていた大勢の人々から盛大な拍手が沸き起こった。

 鳩山幹事長はまず、城島総支部長が衆議院議員当時、味の素株式会社に勤めていた会社員としての経験を存分に発揮して、雇用、食の安全等の問題に取り組んできたとその経歴を説明。働き方のゆがみにより格差が広がり、食の安全を脅かす事件頻発する中、今の社会を正すために必要な人物だと紹介した。

 「食の安全は毎日の暮らしの中で大事なこと」とも幹事長は述べ、相次ぐ食の問題、大臣の問題発言、さらには役人と業界の関係を指摘。三笠フーズの事件でも問題視されているように、事前に通告する査察のあり方にも疑問を呈し、役人と業界の癒着が国民の安心を奪ったとして怒りをにじませた。
 
 これに関連して、国民無視、官僚主導の政治の悪例として、後期高齢者医療制度の導入、年金記録の改ざん問題などを列挙。民主党は「政治とは生活である」の原点に立って国民本位の政治を実現すると明言、政権奪取への決意を語った。

 続いてマイクを握った城島総支部長は、民間企業に25年間も勤めた経験のある国会議員は少ないと自らを紹介し、議員時代、職場の実態、生活実感を大切にしながら雇用問題に取り組んできたと表明。財界の言いなりの雇用政策ではなく人材としての雇用の安定を目指し、それが生活の安定、社会の安定になるとの考えを述べ、6500万人の雇用人口の約35%もが派遣社員、パート労働者など非正規雇用者で占めている状況を変えるべきであると強く訴えた。

 食の安全、雇用の安定、お年寄りが安心して暮らせる社会の構築の社会保障が必要であると主張。現在の政治腐敗は50年以上の長期わたっての一党支配によるものだと分析、「日本政界に風穴を開けよう」と、政権奪取に向け民主党への支援を呼びかけた。

 夕方の忙しい時間帯にも係らず、集まった聴衆は2人の演説に聞き入り、「頑張って」「何とか自民党政権を終わらせて」と熱い声援を送った。

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