鳩山由紀夫幹事長は27日朝、香川県さぬき市と坂出市で行われた、たまき雄一郎・香川2区総支部長の後援会事務所開きで挨拶し、集まった支援者や党員サポーターに、民主党へのさらなる支援を訴えた。
鳩山幹事長は挨拶の冒頭、「前回の郵政選挙からの3年は、玉木さんにとって本当に意味のある時間だった。東かがわから坂出まで、この広い2区のなかで、一人ひとりの有権者のみなさんと直接お会いし、みなさんの思いをうかがってきた。財務官僚を辞め、野党の民主党から挑戦することの大きな意味を、この3年の間にさらに積み上げてきた」と、たまき総支部長の活動を振り返った。
そのうえで鳩山幹事長は「官僚まかせになりすぎたこの国の政治を、国民のための政治に大きく転換させるのが今回の総選挙だ」と説明し、「官僚まかせきりの政治の象徴が、後期高齢者医療制度、汚染米、消された年金という3つの問題」と自公政権をきびしく批判、「国民が主人公になる政治、国民生活を守る政治を実現するために、ここ香川2区の小選挙区から国政をかえる玉木雄一郎さんと民主党に、みなさんのお力をおかしください」と支援を訴えた。
鳩山幹事長に続いて、香川県連代表の小川淳也衆議院議員、同県連選対本部長の植松恵美子参議院議員、たまき総支部長の推薦を決定した社民党香川県連合の奥田研二代表、連合香川の小川俊会長が来賓として挨拶し、小選挙区導入以来、12年間香川では獲得できなかった小選挙区の議席を、今回の選挙で勝ち取ろうと訴えた。
最後に御礼の挨拶に立った、たまき総支部長は「福田総理辞任会見の『あなたとは違う』発言に今の政治の問題が象徴されている。財務省を辞めて3年、ふるさと2区をひたすら歩き、みなさんの声をうかがうなかで、医療や年金、介護や教育など、まじめにがんばっているみなさんの思いや願いに、心から共感できるようになった。私も皆さんの思いと一緒、みなさんの一員として、一生懸命生きている人の思いを実現する政治、みなさんに共感いただける政治を、ここ香川2区から実現していきたい」と決意を語った。
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