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2008/10/02
民主党と連合 衆院選勝利を目指し政策協定に調印
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 小沢一郎代表は2日午前、民主党と連合との「第45回衆議院総選挙に向けた民主党と連合の政策協定」式に臨み、高木剛連合会長と揃って協定書に署名、「政権交代の秋」の実現に向けて衆議院総選挙で協力し勝利を目指すことを確認し合った。

 協定では重点課題として(1)中小企業・地場産業、地域経済の回復、農林水産業の再生、地域雇用の創出など地方再生をはかる、(2)正規雇用の拡大、非正規労働者の待遇改善など雇用におけるセーフティネットを整備・拡充する、(3)ワーク・ライフ・バランス社会を実現する――をはじめ、格差を是正し、誰もが安心して働き、暮らせる公正な社会の実現に向けて9項目を掲げている。

 挨拶に立った小沢代表は、連合が主張する政策は民主党の政策と基本的に一致すると明言。「我々の政策を実現するためには現実に国民に政権を負託されなければならない。その国民の負託は唯一、選挙によって可能になる」として、昨年夏の参院選挙では多大なるご支援のもと「逆転の夏」の合言葉、目標通り達成できたと感謝の意を表した。そのうえで、今直面しているこの窮状を打破するためには、『政権交代の秋』、『政権奪取の秋』を合言葉に、総選挙で何としても政権交代が必要であると強調。政権を獲ることで現実の政治・行政を変え、「国民の生活が第一」の理念に基いた政治を実現していくとした。

 小沢代表は、経済緊急対策の必要性は認めたうえで、崩壊寸前の日本社会を立て直し大きな日本をつくり上げていくためには思い切った政策を実現しなければならないと表明。政府の政権担当能力が問われる中、国民に審判を仰ぐのは当然であるとして、「遅かれ早かれ次期衆議院総選挙が行われることは間違いないことと確信している」との見通しを明示。民主党としても全力を尽くす決意を述べるとともに、連合の皆さんに対してくれぐれもご支援を賜りたいと求めると、会場からは盛大な拍手が送られた。

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