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2008/10/03
自民党政治が続くことが政治空白 簗瀬進参院国対委員長が会見で
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 簗瀬進参院国会対策委員長は、3日午後の定例記者会見で、「消された年金」、標準報酬月額の改ざん疑いが75万件、100万件近くになることに関連して、「何をしても前政権のツケを直せない。根本的な解決ができない。そういう政治的空白をつくることになる。自民党政治が続くことが最大の政治的空白」と述べ、政権交代の必要性を強調した。

 また、予算委員会での審議について、衆院の審議時間に拘束されることなく、十分な審議時間を尽くすとしたうえで、汚染米、消された年金、後期高齢者医療制度、金融危機、各大臣などの疑惑追及の5つのチームを作り徹底的な審議を行うとした。また、疑惑追及のなかには、政教分離も含まれるとして、この問題だけでなく、必要であれば、証人喚問、参考人招致を補正予算審議のなかで行うことも示唆した。

 官房長官の事務所費問題を含めさまざまな疑惑が出ている件についての記者の質問に答えて、「表紙を変えても中身は変わらない。政治倫理の面でも政策の面でも自民党は賞味期限を過ぎている」と酷評した。

 さらに、予算委員会では、野党の資料請求に関して自民党国対筆頭副委員長に相談との文書についても取り上げる方針であると明言した。そのうえで、「これは野党、与党の問題ではなく立法対行政の問題であり、国政調査権の侵害である」との見解を示した。

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