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2008/10/04
幹事長、野田・福岡7区総支部長 国民本位の政治に変えるため政権交代実現を訴える
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 鳩山由紀夫幹事長は4日午後、福岡県大牟田市内で野田国義前八女市長(福岡県第7区総支部長)とともに街頭演説を行い、官僚主導から国民本位へと政治の中身を変えるために政権交代を実現しようと強く訴えた。

 街頭演説には200人以上の人が集まり熱い声援を送るとともに、「年金を何とかしてくれ」「後期高齢者医療制度の廃止を」など、鳩山幹事長の手を握り窮状を訴える姿があちらこちらで見られた。

 鳩山幹事長は市長であった野田総支部長の立候補決意に対して、「日本の政治を動かそうとする魂、挑戦する勇気に感謝したい」と挨拶。「地域のことは地域に任せてふるさとの望む政策をし、国政は外交や安全保障などに専念すべき」と述べ、政権交代により民主党政権の下に地方分権を推進させていく考えを示した。

 また、社会保障費削減のために強行された後期高齢者医療制度、社会保険庁の組織ぐるみの犯罪ともいえる消えた年金・消された年金問題など、自民党の長期政権が続いたことで官僚主導の政治が横行し、数々の不祥事が起こったと指摘。福田政権から麻生政権へと変わったことについても「今大事なことは表紙を変えることではなく中身が問われている」として、政権交代で政治の本質を変えていこうと訴えた。

 続いて野田総支部長は、「小沢代表の覚悟と熱意に打たれ立候補を決断した」と述べ、「皆さんも一緒に立ち上がってほしい」と聴衆に呼びかけた。

 「平成20年秋、今義憤を感じている」と切り出し、「日本は危機的状況にある」と述べ、低迷する経済、原油高騰、物価高、消えた国民年金のみならず改ざんされた厚生年金、介護労働者を取り巻く劣悪な労働環境、医療崩壊など、山積する問題を列挙。「国民は不安を抱えながら生活をしている」との認識をしめし、今こそ勇気をもって政治を変えていこうと政権交代の必要性を訴えた。

 「偽りのない、凛とした政治家、国づくりを目指している」との決意を表明。16年前に34歳で八女市長に当選したその年に小沢代表らが自民党を離党し政治改革の狼煙を上げたと振り返り、それから16年後の今、政権交代のチャンスが再びめぐってきた時に立候補を決意したことに使命を感じると語り、「新しい日の本の政治をつくることに務める」と明言した。

 最後には、これまでの経験を生かし、政地方分権、地方主権、税金を使う人のための政治ではなく税金を払う生活者のための政治の実現、オープン、フェア、クリーンな国政を目指していきたいと表明。「7区が変われば日本が変わる」と述べ、命がけで戦うとの覚悟を表した。

 街宣には福岡県選出の大久保勉参院議員も参加し、「地域が豊かにならないと日本は豊かにならない」として、地域を愛する人ほど変革の必要性を感じていると主張。政権交代で地域の再生を目指すとともに官僚主導から国民本位の政治へと変え、新しい国をつくっていくと熱く訴えた。

  
 

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