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2008/10/05
将来まで安心してふるさとで暮らせる政治を実現したい いしづ・茨城2区総支部長、幹事長と
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鳩山由紀夫幹事長は5日、茨城県鹿嶋市のショッピングセンター前で、いしづ政雄・茨城県第2区総支部長と揃って街頭演説を行った。ショッピングセンターの駐車場を借りての街頭演説には約700人の聴衆が街宣車の周りを囲み、政権交代を待ち望む熱気と期待感が会場を埋め尽くした。

 いしづ総支部長は、「この地から国政を変えたい、そして皆さんが安心して将来にわたってこの地で生活できるような流れにしたいという一念だ」と表明。そのうえでの医療体制について「安心ですか?」と問いかけ、後期高齢者医療制度のもとで安心の医療制度が崩れてしまったと指摘した。

 「この制度はまさに、おじいちゃんやおばあちゃんの命を削る悪法だ」とも訴え、戦前、戦中、戦後にわたって、日本を、地域を築いてきた先輩にこうした仕打ちをする国政であっていいのかと訴え、自らは断じてそれを認められないと表明。大洋村村長時代、科学的根拠に基づいた高齢者の介護予防施策によって、寝たきりを防ぐなど、安心できる医療のあり方を追求してきたことを紹介した。

 「1万2000人の多くの村民と一緒に、高齢者を元気にする、そして将来にわたって安心した社会をつくらなければならない。その一点で村政を任せてもらってきた」と語り、そうした村政を行ってきたいしづ総支部長としては、後期高齢者医療制度という高齢者切捨ての制度は断じて認められないとの強い姿勢を表明。「廃止をして、だれもがどこでも安心して医療のサービスを受けられる、こうした制度に一刻も早く変えていかなければならない」と語った。

 同時にいしづ総支部長は「ここにいる多くの若者のみなさんはこの地の勤労者として、十分な就労環境のもとで、十分なお給料をいただいて、将来の心配はないという方がどの程度いらっしゃるか」と問いかけ、小泉政権下で労働条件格差、賃金格差が広がってきていると指摘。茨城の地で生活を成り立たせるために、雇用環境・条件の整備が不可欠だとの認識を示し、「働き甲斐のある労働環境の整備をしっかりと行っていかなければならない」と、意向を表明した。

 第3点目としていしづ総支部長は、子育てへの不安を感じることなく、出産できる環境整備と、子どもたち自身が将来に希望をもてるよう、子育て・教育環境を整えていくとも語った。また、「国政というのは、地方でまじめに働いている、しっかりと生活している人たのためにあるのではないか」とも問題提議し、4期16年の村長生活のなかでは国民のみなさんが肌身で感じる思いを受け止めてきたと語り、そのスタンスで国政も担っていくと宣言した。 

 鳩山幹事長は「民主党も鹿島アントラーズのようにトップを切って優勝しなけばならない」と表明。それによって日本が初めて、日本の政治が皆さん方の手が届くものになると述べ、民主党が政権を担うことで「国民の生活が第一。」の政治、国民本位の政治が実現すると語った。

 「日本がいしづ村長時代の大洋村であったならば、後期高齢者医療制度はいらないのだ」と鳩山幹事長は訴え、いしづ総支部長が大洋村村長時代に行った、科学的根拠に基づいた高齢者の介護予防施策によって、「大洋村は日本一健康な村」として、全国自治体から注目される存在となったことを改めて紹介。

 「医療費がかさむからとお年寄りの医療費5000億円を減らそうとしてきたのが
小泉政権、安倍政権、福田政権、そして麻生政権なのだ」と断じたうえで鳩山幹事長は、財務省の論理で医療費削減を行うのではなく、予防医学に着目し、高齢者の健康増進に力を注いだ、いしづ総支部長の大洋村村長としての実績こそが、現在の政治にも求められる施策だと指摘した。

 鳩山幹事長はまた、「民主党がなくなってもいいとさえ思っている」とも語り、よどんでしまった政治の流れを清らかなものにしていくには政権交代が不可欠であり、民主党の存続というよりも「政権交代が可能な二大政党制の確立こそが、悲願である」と表明した。

 さらには、消された年金、汚染米など、続出する問題は、自民党政治家・官僚・業界間での甘い関係がもたらしたものであるとも分析。政権交代によって社会的構造自体をあらためない限り、根底から膿を出していくことはできないとも断じ、政権交代実現へ民主党への支持を訴えた。

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