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2008/10/07
【衆院予算委】川内議員、官房長官と国家公安委員長の疑惑を追及
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 川内博史国会対策筆頭副委員長は、7日午後衆院予算委員会で、河村官房長官、佐藤勉国家公安委員長の疑惑を追及した。

 まず、川内議員は、官房長官の事務所費疑惑について事実かどうかを確認した。官房長官は、事務所としての実態はあったとして「事実無根」と疑惑を否定したものの、総務省と相談して、事務所費については寄付としても不記載であった点を政治資金規正法に従い、訂正すると答えた。

 次に、国家公安委員長の献金疑惑について質問、どこにいくら返したのかを追及した。国家公安委員長は、「日歯連からの献金は平成13年度から15年度で、平成16年4月20日に600万円返還した」と答弁した。

 川内議員が、再度「自民党の政治資金団体ではなく、日歯連か」と質したのも、「その通りです」と明言した。川内議員は「今後改めて追及する」と一旦この問題を打ち切った。

 次に、イージス艦あたごの事件に関して、衝突しそうな場合には、警報音が鳴るシステムがあること、当時警報音を聞きたかどうかについて、防衛省と海難審判所に質した。

 浜田防衛相と当時の防衛大臣であった石破農林水産大臣は、システムがあったことは承知していると答えた。海難審判所所長は、120人に警報音を聞いたがどうか事情聴取したが、鳴ったとも鳴らなかったともどちらも証拠がなく、防衛省改革や、再発防止策への報告書には記載していないと答えた。また、あたご事件で重要な防衛省側の不備が明らかになった。

 汚染米についても川内議員は、農水省設置法、新食糧法の改正も含め、再発防止に取り組むべきではないかと提案した。石破農水相は、「実効性あるものをよく検討して提案したい」と答弁した。

 最後に、介護保険料の年金からの天引きを止めるべきで「市町村の意見ではなく、高齢者の声を聞いて検討すべき」と提案した。

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