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2008/10/08
幹事長、えばた・東京10区総支部長とともに政権交代で国民のための政治実現をと訴え
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 鳩山由紀夫幹事長は8日午後、東京都豊島区池袋でえばたたかこ・東京都第10区総支部長とともに街頭演説を行い、小雨にもかかわらず、立ち止まって話に耳を傾ける聴衆に向かって、政権交代で政官癒着の構造を断ち切り、国民のための政治を実現しようと訴えた。

 えばた総支部長は、(1)介護する人を助けます!(2)教育する人を育てます!(3)働く人を増やします!の3つを掲げ、政治に懸ける思いを表明。はじめに、高齢社会の日本において介護の需要は高いとして、そのためには介護労働者の労働環境を整える必要があると主張。低賃金で重労働を課せられる現状を改善しなければ、介護労働者は減少する一方だと指摘、若者をはじめ介護を目指す人々が安心して働き、暮らせる社会をつくりたいと語った。

 また、少子化が進む中、日本の将来を担う子どもたちのためには教育に携わる人を育てなければならないと明言。いわゆるモンスターペアレントが増えるなど、教師の負担が大きいことを挙げ、「日本のことを考えるならば教育に十分な予算を充てるべき」との考えを示した。

 そのうえで、「212兆円の予算を組み直したい」と述べ、医療、介護、教育は聖域だと訴える民主党の考えに同調。与党の襟を正させ、既得権益、政官癒着の構造にメスを入れることは今の自民党政権ではできないとして、政権交代を通じて成し遂げようと呼びかけた。

 鳩山幹事長、えばた総支部長について、母親の介護問題をきっかけに政治を志し、私利私欲ではなく国民の役に立つ政治の実現を目指している人物だと紹介。女性政治家の中にも総理大臣を狙うなど自らの権力欲のために政治に携わっている人物がいるとして、その志の違いを強調した。

 続けて官僚任せの政治の弊害として、汚染米の不正転用問題に言及し、政府・農林水産省が汚染米を「事故米」と呼び、あたかも偶発的なもののように扱いをしていることを問題視。政府は元々、「汚染」を認知したうえで購入しており、本来不正転用の可能性も視野に入れた対応策を施すべきであったと指摘、政府の不作為により国民の食の安全が危険にさらされたと批判した。

 「消えた年金・消された年金」問題についても官僚任せの政治により国民の将来の安心を奪う事態が発生したと述べ、民主党議員の活動によりその実態が明るみになったと説明。農水省、厚生労働省、社会保険庁に限らず、長年の自民党政権との甘い関係により多くの問題が起こっているとして、「政官業の癒着を断ち切ることは新しい政権になって初めてできる」と表明、「皆さんの未来のための世直しに参加してください」と述べ、民主党への支援を訴えた。

 街宣後に2人は商店街を練り歩き、学生をはじめ多くの人々と握手を交わし、写真に納まるなどして触れ合った。

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