トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2008/10/09
生活者、女性の視点で制度づくりを くしぶち・東京23区総支部長、女性キャラバンと訴える
記事を印刷する





 連日、女性の次期衆院選予定候補者への支援行動を行っている「女性キャラバン」の女性参議院議員4名が9日午後、東京都多摩市の京王線・聖蹟桜ヶ丘駅前を訪れ、東京23区のくしぶち万里総支部長の街頭活動を応援した。

 参加したのは、円より子副代表、千葉景子、大河原雅子、谷岡郁子の各参議院議員。地元多摩市の党所属市議団や支援者も加わり、道行く人に党の政策とくしぶちさんの活動をアピールした。

 遠藤明子・多摩市議の司会で、まずこの選挙区の前任の総支部長である石毛えい子・前衆議院議員がマイクを握り、「生活分野に密着し、自分のテーマを持った女性議員が増えている。生活者も生産者も安心できる政策を民主党は訴えている」と党の現状を紹介。

 続いて、東京都選出の大河原議員が「厚生労働省の机上の政策によって介護制度がどんどん使いにくくなり、ヘルパーの給与が低く、職場を去っている。制度の見直しには生活者の視点、女性の視点が欠かせない」と女性議員の必要性を訴えた。

 谷岡議員は、北京オリンピックの男子400メートルリレーの銅メダルを例にとり、「心を合わせ、力を合わせて助けあうことは、本来日本人が最も得意にしてきたはず。しかし『小泉改革』の結果、チャンスに恵まれない人にも自己責任だけを押しつける社会になってしまった」と語りかけた。

 また千葉議員は「政治はいざというときの備えをコントロールすることが期待されているはず。すぐに放り出す政権にはこれ以上委ねられない。介護、生活、子育てを肌で感じている議員を増やそう」と呼び掛けた。

 東京都連の代表でもある円副代表は、「日本が環境や人権で世界のリーダーシップをとっていかなければならない。国際NGOとして世界中を回って自然や環境が破壊されている様を見てきた彼女のような人材が今こそ必要だ」とくしぶちさんを紹介した。

 それを受け、マイクをとったくしぶち総支部長は、「世界の地域の人々の声を聴きながら、少しずつ確実に形にしていく仕事をしてきた。世界のさまざまな問題が国境を越え日本の国民生活に影を落としている。しかし政治は機能不全に陥り、日本全体が主要国では下から4番目の格差大国になってしまった。私は、弱肉強食ではない、人間のつながりを大切にする社会システムをつくっていきたい」と訴えた。

 演説の合間には、キャラバンの参議院議員が交代で、民主号外やパンフレットを配布。買い物客やベビーカーを押した若い母親たちが足を止め、手渡された民主号外に目をやり、議員に話しかけていた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.