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2000/12/11
羽田特別代表が会見「森改造内閣は派閥のポスト争奪戦の結果」
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民主党の羽田孜特別代表は11日の定例記者会見で、11月30日から12月5日にかけての訪米についてふれた。40カ国、約70名の政治関係者・評論家・学者などが参加して行われたル・サークルという国際会議に出席した羽田特別代表は、「国際社会において日本は明確な意志表示をすること、メリハリのある主張、積極的な役割分担しなければならないと痛切に感じた」と感想を述べた。

 また第2次森改造内閣についてのマスコミ各社の世論調査結果について、「内閣改造直後はふつう支持率があがるはず。ところがまた2〜3ポイント減っている。かろうじて飛行している感じだ」と分析。「21世紀を直前に臨み、IT革命・行政改革などの視点からいえば、だれでももう少し若い内閣をイメージするだろう。結局は、派閥が相当激烈な闘いし、力による争奪戦をした結果だと受け取れる」と批判した。

 さらに、参議院選挙での野党の選挙協力について、「重要なのは違いを強調するのではなく、政治の行き詰まりをなくすにはどんな協力が必要かを考えながら、話し合いを続けていくこと」と思いを述べ、「この国を救うために、野党第一党としての責任が大きいことを痛感している」と言葉を強めた。

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