トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2000/12/20
菅幹事長ら民主党訪欧団が帰国=イギリス、ベルギー、イタリアを訪問
記事を印刷する

今月10日からイギリス、ベルギー、イタリアを歴訪していた菅直人幹事長を団長とする民主党訪欧団が20日、帰国した。メンバーは、幹事長の他、細川律夫、鎌田さゆり、阿久津幸彦各衆院議員と随行スタッフ。

 一行は、まずイギリスのロンドンを訪問し、11日には首相官邸でブレア首相の側近で、中長期の政策立案の責任者のミリバント氏と会談。12日には、「第三の道」の理論的指導者とされるアンソニー・ギデンズ教授と会い、政策理念について意見交換を行った。13日には議会でクエスチョンタイムを見学。

 14日は、EU委員会本部のあるベルギー・ブリュッセルを訪問し、プロディー委員長、キノック副委員長らと会談し、ニースでのEUサミットや日本の経済などについて意見を交わした。

 15日からはイタリアに入り、まずローマで来年の総選挙で中道左派連合(オリーブの木)の首相候補となっているルテッリ・ローマ市長と会談。またローマ在住の作家塩野七生さんにも会った。16日にフィレンツェで過ごした後、17日にはローマ市内の広場で開かれたオリーブの木の集会「オリーブを地球に」に参加し、菅幹事長も5分ほどのスピーチを行った。夜には、オリーブの木を構成する各党党首たちと、サッカーの「ローマ対ラッツィオ」の試合を観戦した。

 18日、19日には、ダーレマ前首相、ヴェルトローニ左翼民主党党首や政府、議会関係者と相次いで会談した。

 菅幹事長は訪欧を終えて、自分のホームページで「イギリスは21世紀のモデル国たらんと若い能力を活用。イタリアも財政再建のめどをつけ元気。EUは思いのほか速いスピードで進化を続けている。日本だけが周回遅れ」と感想を記している。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.