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2002/03/15
「さらに強く議員辞職を求める」鳩山代表が鈴木議員離党で会見
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 15日午後、民主党の鳩山由紀夫代表は、鈴木宗男議員の自民党離党届提出後の記者会見を受けて緊急会見を開き、「国民にたいへんな迷惑をかけ、国益を損ねたにもかかわらず、その反省がない。『自民党に迷惑をかけたから離党する』とする、まったく理解できない記者会見だった」として、鈴木宗男議員をきびしく批判した。

 鈴木議員は「国会などの状況を見ると、自民党や多くの人に迷惑をかけるのは申し訳ないとして離党した」となどと述べており、鳩山代表はこの言葉に激怒。また、北方四島支援事業の入札への関与、外務省職員への暴行などの疑惑に関して「すべて指摘されている点は反省している」と述べながらも、違法行為があったかどうかについては「悪いことをしようと政治をやってきた認識はない」と語った鈴木議員の発言について、鳩山代表は「開き直りにもなりかねない」として不快感を露わにした。

 鳩山代表は、鈴木議員は離党ではなく辞職すべきだとあらためて指摘し、「野党間で協力してさらに強く議員辞職を求めていく」との姿勢を強調。また「自民党の体質そのものが問われている問題だ」として、鈴木議員離党で決着をつけようとする自民党の思惑を断固として阻止し、自民党的体質への追及の手を緩めないことを改めて明言した。

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