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2008/10/17
鳩山幹事長、愛媛3区・白石総支部長と地域の再生目指す民主党の熱い思いを表明
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 鳩山由紀夫幹事長は、愛媛県第3区・白石洋一総支部長とともに17日午後、愛媛県西条市において街頭遊説を行った。友近聡朗参議院議員が昨年、参議院選に挑んだ際、鳩山幹事長を迎えて演説した同じ場所で、友近議員も含めて3人で、「国民の生活が第一」の政治の実現に向け、民主党への支持を集まった地域の皆さんに訴えた。

 最初にマイクを握った友近議員は、後期高齢者医療制度においてリスクの高い人のみを切り分けるやり方は、「人同士支えあう」という保険制度の理念に反するものであり、まさに姥捨て山制度といわれる所以であると指摘。また、「後期高齢者医療制度には大きな落とし穴があり、天引きにより控除が受けられなくなる」と問題視するとともに、「実質の隠れ増税である」と断じ、その廃止を訴えた。さらには、「ふるさとは好きですか?」と熱く問いかけ、政治を変えることによるふるさとの再興をみんなで実現しようと呼びかけた。

 白石総支部長は、産科医院が2つしかない西条の現状を問題視したうえで、「ふるさと西条が元気な子どもたちであふれかえる町にしていきたい」と語り、生まれ育った地域で子どもを生み、育てることに喜びを感じられる地域にしたいと熱い思いを力説。官僚や一部の人間によって痛みを地方に押し付ける政治が行われている現状に憂慮を示すとともに、「苦しんでいるのは、地方に住む末端の住民である」と述べ、政権交代によって日本の大掃除を行い、希望の持てる世の中を作りたいと語った。

 鳩山幹事長は「永きに渡り自民党は政権の座に胡坐をかいて座っていることにより、政治がおかしくなってしまった」と断じ、二代続けての首相による政権投げ出しによって国際的な舞台でも日本は笑いものなり、目に見えない形で「信頼」が失われたとの認識を示した。また、自民党政治に関して、「目標が総理大臣になることであって総理になったらこの国を良くするためにどうすればいいのかというビジョンがない」と指摘、そうした自民党にもう日本を任せることはできないと語った。

 そのうえで鳩山幹事長は、「信頼を取り戻すには、政権交代しかない」と語り、今の政治の現状は官僚に丸投げの政策によってもたらされたものであり、現場を知らず、痛みを知らない官僚が政策を作っている現状を憂慮した。

 幹事長はさらに、当時家族と一緒にニューヨーク、ワールドトレードセンター近くに住んでいて9.11アメリカ同時多発テロを経験し、考え方の根本を間違うと人はとんでもない方向に動いてしまうと痛感した白石総支部長は、「純粋に日本を良くしようと思った」と、その人となりを紹介。その思いでふるさとに帰ってきた白石総支部長に力を貸してほしいと呼びかけた。

 西条市は16日に、正月よりも大切と言われるだんじり祭りが終わったばかりで、町全体が静かな中、集まってくれた多くの地域のみなさんは、3人の訴えに何度もうなずいて下さる姿が見られ、白石総支部長も「国民の生活が第一。」の政治の実現への思いを強くした。

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