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2008/10/19
政権交代を果たし、税金の使い方を変えて行く 菅代行、神山・神奈川17区総支部長
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 菅直人代表代行は19日午後、神奈川県の小田原駅頭において街頭遊説を行い、神山洋介・神奈川県第17区総支部長と共に、足を止め熱心に聞き入るおよそ500人の支持者や聴衆を前に、政権交代を果たすために民主党に更なる支持を与えてほしいと訴えた。

 神山総支部長は演説の中で、「節約するべきときはちゃんと節約する。その上で浮いたお金を投資すべきところに廻していくという二宮尊徳の思想ではあるが、これは今の時代に一番必要な思想だと思う」と述べた。
 
 さらに、神山総支部長は、「今の日本で政権交代により何を変えなくてはいけないのか、それはお金の使い方、税金の使い方である」と述べ、私たち民間の人にとっては当たり前のきちんとしたお金の使い方に変えて行くと訴えるとともに、税金の使い方に工夫もないばかりか、ムダ遣いが横行する今の自公政府の予算の組み方・使い方を厳しく批判した。

 神山総支部長は、目の前の問題に対処することもできない、今の政治のあり方そのものを根本から立て直さなければならないと話した上で、「そのために必要な唯一の手段は政権交代だと思う。これまで続いてきたもの(自民党政権)を変えなくてはならないという皆さんの思いをパワーに変えて、大転換をもたらす大きな決断をしてほしい」と語り、政権交代に向けて民主党に力を貸してほしいと訴えた。

 次にマイクを握った菅代表代行は、今の国の予算の決め方は、各省庁がこれくらい予算が掛かると必要額を役所でほとんど決めてしまい、80兆円の予算総額に対し、政治家が決断できる金額は4000億円しかないと、予算編成権が官僚に握られている実態を明らかにした。その上で、「自民党から今度の選挙に出る候補者が国会議員になったとしても、残念ながらこの官僚主導の予算作り、官僚主導の政治を変えることはできないとことははっきりしている」と指摘し、自民党の官僚依存体質を厳しく批判した。

 さらに菅代表代行は、官僚たちは無いお金をどうにかしようと戦後はいい仕事をしたが、いつの間にか天下りをするために知恵を使うようになったと断じ、皆さんの税金を自分たち官僚のために使うようになったと分析。「政治家は選挙で変えることができるが、官僚は選挙で変えることはできない。霞ヶ関をコントロールできる政権を作るため、一度民主党に政権を担当させてほしい」と熱心に耳を傾ける聴衆に熱く語りかけた。

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