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鳩山由紀夫幹事長と山本ごうせい・福岡県第８区総支部長は２５日午後、福岡県遠賀郡水巻町において街頭遊説を行い、税金のムダ遣いや消された年金問題など、国民のための政治とはまさに逆行している自公政権に変わり、真の国民目線の政治を行うため、民主党に政権を任せてほしいと訴え、更なる支持を求めた。
また、街頭遊説後には、コスモス祭りの会場となっている「水巻町みどりんぱぁーく」に移動し、祭りに訪れている多くの方たちの中を、民主党への支持を求めて歩行遊説を行った。
山本総支部長は演説の中で、本来政治とは、お年寄りに安心や安定をお届けするのが責務であるが、後期高齢者医療制度などは、年金から保険料を天引きで、お年寄りを苦しめている。年金も、消えた年金や宙に浮いた年金と、不安があると話した上で、「民主党は、基礎年金は税金で賄い、年金通帳を発行し、消えない年金、宙に浮かない年金制度にして、将来設計というものが持てるようにしていく」と、責任ある政治を民主党は行っていくと述べた。
そして山本総支部長は、「官僚が税金をムダ遣いし、また一部の政治家が利権をむさぼっている。このような政治を変えることができなければ、自信と責任と誇りを持って（後の世代に）譲り渡していける日本の未来はありえない。子どもや孫やその先の世代に責任を果たしていかなくてはならない」と述べ、今の政治を続けるのではなく、未来への政治を実現する民主党を応援してほしいと訴えた。
次に鳩山幹事長がマイクを握り、「皆さんの暮らしがこの１０年どうだったのか、より豊かさを感じていける日本に変わってきているのか？年々暮らしが厳しくなってきているのか？それを判断することが次の総選挙では皆さんに求められている」と話し、民主党の政策に理解を頂きたいと述べた。
さらに鳩山幹事長は、「消された年金は社会保険庁の職員による犯罪行為である。、汚染米の問題も農水省の職員の犯罪行為だと思うが、誰も処分されない。皆さんの将来の安心を奪う、皆さんの食卓の安心を奪う、こんな犯罪に対し政府や政治家はメスを入れなければならないが、（与党と官僚は）一心同体の中で癒着しているから犯罪を認めようとしない。こんな政治は変えなくてはならない」と述べ、政権交代でしか、このような犯罪をなくすことはできない、ムダ遣いをなくすことができない、間違った政策を正すことはできないと訴え、民主党への支持を求めた。
そして鳩山幹事長は、政策よりも政局を優先する時ではないという麻生総理の北京での発言をとらえ、「私たちも政局を大事にするつもりはない。しかし、間違った政策を正しい政策に変えていくには総選挙が必要である」と話し、国民の皆さんの方を向いた政治が必要なのでありこれは、政局判断ではなく、政策判断だとしてあくまで解散総選挙を求め、国民に信を問うべきだとの考えを述べた。
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