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鳩山由紀夫幹事長は２５日午後、福岡県前原市内の会場で行われた街頭演説会に、藤田一枝・福岡県第３区総支部長とともに参加し、５００名を超える支持者、支援者らを前に、民主党政権実現のために力を貸してほしいと訴えた。
藤田総支部長は、「次の選挙は政権選択の選挙になる。皆さんの選択で政権を動かすことができる。皆さんの選択で政権交代を実現させてほしい。生活者重視の、官僚任せでない国民主導の政治を作り上げていきたい」と話し、民主党への支持を求めた。
さらに藤田総支部長は、「農林水産業、中小企業など日本の社会を支えてきた基盤がいま揺らいでいる」と述べた上で、「農家の皆さんは減反で苦しんできた。後継者もいない。また、食料自給率は３９％になっている。これらのことは国の政策の失敗である」と話し、「民主党は、農業者戸別所得補償制度を導入することを提案している。また中小企業への支援策もちゃんと行い、国民の暮らしというものを下支えしていく。これが景気対策というものだ」と話し、民主党は具体的な政策を掲げて景気対策を実行していくとの考えを示した。
次に挨拶に立った鳩山幹事長は聴衆に向けて、「日本の世直しをしなくてはならない。勇気を持って、いま必要なのは政治の世直しなんだ。もっと過ごしやすい社会にしていくために政治を変えなくてはならないという気持ちで集まっていただいた皆さんに感謝を申し上げる」と、冒頭にお礼の言葉を述べた。
鳩山幹事長は、「今、民主党が政権をとることが、国民の皆さんが期待できる政治に変わっていく必須条件なんだ。なんとしても政権交代をしなくてはならないという使命感を持って政権交代を果たして行かなくてはならない。そして、国民の皆さんが主役になる政治を作り上げていこう」と、政権交代が目標ではなく、始まりなんだとの思いを語りかけ、民主党への更なる支持を求めた。
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