鳩山由紀夫幹事長は25日夕、福岡県福岡市城南区七隈のスーパー前で、いなとみ修二・福岡県第2区総支部長と共に街頭演説会を開催。夕方の忙しい時間帯にも関わらず多くの方たちが、民主党の政策へのいっそうの理解を求める鳩山幹事長や、いなとみ総支部長の訴えに耳を傾けた。
いなとみ総支部長は、「昨年の参議院選挙で与野党が逆転してから、年金の問題などが表に出てきた。ガソリンの暫定税率を4月に廃止し、値段が下がり、そのガソリン税が(国交省の天下り団体やマッサージチェアなど)ムダに遣われていたことも表に出た。これらは皆さんの選択の結果だ」と、国民の皆さんの選択によってもたらされた参議院の与野党逆転の成果を強調した。
そして、いなとみ総支部長は、「皆さんは民主党に任せて大丈夫かと思っている方がたくさん居るでしょう。しかし確信を持っていえます。是非、皆さんに民主党へ力を貸してほしい。一緒に政治を変えて行きたい。民主党政権になれば、日本の世直しができる。今こそやらなくてはならない」と、声を大にして民主党への支持を訴え、一緒に政治を変えようと訴えた。
次に、鳩山幹事長がマイクを持ち、「ポストを求め、大臣をやりたいといったそんな思いで政治を私物化した結果、福田総理のような人が現れた。ビジョンも無く、覚悟も無く、自分の考えも出てこないうちに官僚に全てを任せ、あっさりと1年以内で辞めてしまった」と、政治への信頼を失わせ、国益を損ねた総理大臣を出した自民党政治を厳しく批判した。
さらに鳩山幹事長は、「政治家はこのように皆さんと接することができるが、官僚は皆さんと接することは無い。登庁する時は接するが、帰りは居酒屋タクシーで帰っていく。こういう市民の暮らしとかけ離れたところで政策を作っている。だから、後期高齢者医療制度という馬鹿げた制度を作ってしまう」と、官僚と国民との乖離を挙げ、民主党は皆さんと一緒にいい制度を作っていくので、是非民主党に政権を任せてほしいと訴えた。
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