女性キャラバンの企画で、東京巣鴨の地蔵通り商店街で26日午後、街頭宣伝と「おばあのお茶の間井戸端会議」が開かれた。
羽田元総理夫人の綏子さん、鳩山幹事長夫人の幸さん、菅代表代行夫人の伸子さんを先頭に、円より子副代表、岡崎トミ子、大石尚子、大河原雅子各参院議員、、えばたたかこ・東京都10区総支部長が参加し、地蔵通り商店街の入り口での演説のあと、商店街を一人ひとりと言葉を交わしながら練り歩きし、「おばあのお茶の間サロン」では、羽田おやき、鳩山サブレ、菅コーヒーを実費販売、好評ですべて30分足らずで売り切れた。
最初にマイクをとった円副代表が、「おばあ」の意味を沖縄で50代の以上の女性のことを指すものであると説明。その上で、この地蔵通り商店街で女性の声を聞いて政策に反映させる、庶民の声を、思いを実現させたいと訴えた。
羽田さんは、「政権をとらないといくら政策が良くても実現できない。経済の立て直しも政権交代すればできる。一度民主党に政権をとらせてください。いい日本をつくることを約束する」と力説した。
菅さんは、「一有権者として、今度の選挙で何が一番言いたいか。日本の金庫の中が見たい。特別会計など訳の分からないお金がある。これをすべて明らかにしてほしい。民主党ならそれができる」と税金の使い方を変えることを訴えた。
鳩山さんは、「参議院選挙で勝ったから、金庫の中身が少し明らかになった。皆さんの一票で変わった。今の政治に愛はない。愛のある政治をつくらなければならない」と強調した。
えばた総支部長は、「親の介護通じて政治を志した。介護を何とかしなければならない。社会保障費を毎年2200億円も抑制して、道路財源からだけでも3500億円も特殊法人などにお金が流れている。こんなことが許されるのか。お金の使い方を見直していくのが政権交代」と、その必要性を力強く訴えた。
練り歩きの後、菅さんは「みなさん本当によく話を聞いて下さった」と語り、鳩山さんは、「世論が強く、解散・総選挙を求めれば、解散せざるを得なくなる」と述べ、羽田さんは、「女性が一番痛みを分かっている」として、女性の声を政治に反映していくことの重要性を改めて語った。
井戸端会議では、子育てが心配、戦争のない社会を、役人はたるんでいる、どうしても政権交代が必要だ、といった寄せられた意見を基に、さらに、「お茶の間サロン」を通じて、皆さんの声を聞き、政策に反映させていくこととなった。
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