野田佳彦広報委員長は23日午後、群馬県を訪れ、宮崎タケシ・第1区総支部長、柿沼正明・第3区総支部長、石関たかし衆院議員(第2区総支部長)らを激励。街頭演説では政権交代の必要性を訴えた。
はじめに訪れた4区で野田委員長は「福田前首相の地元群馬4区は、政権交代の象徴といえる場所。この地から変えていかなければならない」と表明した。
前橋市で行われた集会で野田委員長は「厳しいと言われる群馬だが、宮崎総支部長は1次公認を得た。接戦である証である」と激励。宮崎総支部長は、「医療・介護制度の崩壊をこのまま見過ごすことはできない。政権交代を成し遂げ、医療制度の再生を実現したい」と決意を語った。
続いて野田委員長は太田市内で講演。「3区は小選挙区で勝ってもらわなければいけない選挙区」との認識を示し、聴衆対して民主党への一層の支持を求めた。柿沼・第3区総支部長は「2代にわたる政権投げ出しを許してはいけない。世襲政治の横行が日本の活力を奪っている。しがらみのない、新しい政治をこの太田から作っていきましょう」と呼びかけ、政権交代に懸ける思いを明かした。
桐生市内での街頭演説で野田委員長は、「この3年間鍛えられたわが党の1年生議員と、自民党のチルドレンとは格段の違いがある。石関代議士も大きく成長した1人だ」と石関議員を紹介。そのうえで、「消えた年金・消された年金」問題に言及、「社会保障に赤信号がともっている」と、官僚主導の自公政権により社会保障費が大幅に削減され、年金・医療・介護をはじめ社会のセーフティネットが壊れてしまったと指摘。「国民の生活が第一」の政治を実現するためには政権交代が必要であると力説し、「厚くて強い自民党王国である群馬を変えなければ日本は変わらない」と、民主党への支持を呼びかけた。
石関議員はさらに、「政権交代を実現して、日本の国の土台をしっかりとしたものにつくり直す。私もその土台の石垣のひとつとなって、働いて参りたい」と決意表明した。
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