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2008/11/07
麻生首相には首相としての自覚がない 鳩山幹事長が会見で
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 鳩山由紀夫幹事長は7日午後、党本部での定例記者会見で、麻生首相の経済対策をめぐる方針のブレや、国土交通省の地方整備局、農林水産省の地方農政局の廃止指示と一転しての統廃合の指示などの発言のブレを厳しく批判し、「総理として自覚が全くないのではないか。このような総理には一刻も早く退いてもらわなければならない」と、退陣を求めた。

 そのうえで、「我々としては政権交代に向け、一直線に突っ走らなければと思う」と重ねて政権交代に強い意欲を示した。

 また、田母神前航空幕僚長の論文問題に触れ、「わが国ではシビリアンコントロールが効いていないことが最大の問題」と指摘したうえで、田母神前航空幕僚長の声かけなどで78人も応募していることは、守屋前事務次官と同様に特定業者との自衛隊の異常な関係を示すものではないかとの見解を示した。

 さらに、自衛隊の最高指揮権を有する麻生首相がこの問題について「防衛大臣が判断すること」と逃げの姿勢を示していることについて、「自らシビリアンコントロールを放棄するもの」と厳しく批判した。

 麻生首相の経済対策の方針のブレの原因についての記者からの質問に、「本来なら閣僚との十分な意見交換の後、発表されるべきものが意見交換すらなかった。その後、閣僚からいろんな意見が出ても、まるで指導力が発揮できずに、狼狽しているのではないか」と、首相の指導力不足が原因と指摘した。

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