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2008/11/08
官僚政権から国民政権を作り上げていくためには政権交代しかない 鳩山幹事長、北海道11区・石川議員
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 鳩山由紀夫幹事長は8日夕、北海道帯広市で開かれた、『「生活第一!」石川ともひろを囲む十勝の集い』に出席し、集まったおよそ300人の支持者らに向けて、民主党への支持をさらに強いものとするとともに、政権交代に向け頑張ろうと訴えた。

 演壇に立った鳩山幹事長は始めに、現職衆議院議員として国会での活動のみならず、ここ北海道第11区で総支部長として活躍する石川ともひろ衆議院議員を紹介。

 「石川衆院議員は、小沢代表の秘蔵っ子として鍛え上げられ、故郷(十勝)の諸課題に当たっている。故郷の未来のために、常に頭の中に北海道を描きながら、十勝を描きながら活躍している」と、その取り組みは地元に根ざしたものだと語った。

 また、鳩山幹事長は、自分たちの地元から大臣を出すことが政治のすべてではないと話した上で、「故郷のために本当に働いてくれる人間を地域から育んでいただきたい。皆さんの期待に応えることができる」と、石川議員の人となりも紹介した。

 さらに、鳩山幹事長は昨今の政治情勢について、失政が続いているときは政権交代を果たさなくてはならないと述べた上で、「小泉政権以来、現在の麻生内閣に至るまで国民の期待に全く応えていない。そんなとき、政権交代を果たすのは民主主義の役割であり使命だと思う。国民の皆さんの期待に応える、国民の皆さんが中心になる政治を取り戻す」と述べ、民主党への支持を求めた。

 そして鳩山幹事長は、自民党の特にひどい失政として後期高齢者医療制度の導入を挙げ、「もし国民の皆さんと一緒に政策を作り上げていれば、あんな悪法ができるはずはない。これは、官僚に政策を丸投げしてしまったからである」と話し、財務省主導で導入したこの制度は、まず5000億円の医療費削減ありきであり、結果、国民から見て理不尽なものになったと、政策の官僚への丸投げがいかに国民の生活に悪影響があるかを示した。

 そして、「官僚任せの政治、政官業の癒着を断ち切り、官僚政権から国民政権を作り上げていくためには政権交代しかない」と鳩山幹事長は語り、民主党に政権を任せてほしいと熱心に聞き入る聴衆に向けて訴えた。

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