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2008/11/16
政権を交代し、国民の手に政治を取り戻す 鳩山幹事長、田村・高知1区総支部長訴え 
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 鳩山幹事長は16日午前、高知市内で、田村くみ子・高知県第1区総支部長とともに街頭演説を行い、足を止め熱心に聞き入る支持者らを前に、来るべき総選挙で政権交代を成し遂げるため、民主党を応援してほしいと訴えた。

 はじめに田村総支部長がマイクを持ち、父親が難病にかかったが療養型の病院が少なく、看病のため母親が働きに出られず、奨学金を得て大学に進学をと願った長女が、担保がないために奨学金制度を受け入れられなかったある家族の話を取り上げた。「小泉内閣以降、日本の社会保障制度はどうなっているのか。明日の希望を持たせることができないのが今の政治状況だ」と、自民党の弱者切り捨て政治を厳しく批判した。

 さらに、景気浮揚策と称して麻生首相の打ち出した定額給付金支給制度については、「毎年2200億円も社会保障費が削られていく一方で、2兆円の税金が定額給付金として使われる。この2兆円を社会保障費に回せば9年間は社会保障費を削らなくて済む。療養型ベッドを削らなくて済む」と問題提起し、目先の選挙対策に国民の税金を注ぎ込む与党の傲慢な政治手法を批判し、これからの暮らしを変えるためには、皆さんの暮らしを守るためには政権交代が必要だと述べ、国民の声が通る政治を実現するため、民主党へのさらなる支持を求めた。

 次に鳩山幹事長は、「今大事なことは政権交代を果たすことである。日本の政治を国民の手に取り戻すことである」と冒頭に述べ、何としてもみなさんのお力で勝利を頂きたいと民主党への支持を求めた。

 鳩山幹事長は、「今までの政治は命よりも道路を大切にしてきた。それは正しかったのか、検証しなくてはならない」としたうえで、「道路は1年、2年待ってくれるが、人の命は1日も待てない」と述べ、財政難であるからといって医療や介護など福祉面を軽視するのではなく、人の命を大切にする政治を日本にもたらしたいと表明し、そんな政治を実現するために民主党を応援してほしいと訴えた。

 さらに鳩山幹事長は、共和党のブッシュ大統領が失政を続けていた米国で、民主党のオバマ氏が次期大統領に当選したことを取り上げ、これが民主主義だと分析。「日本では2年間に3人も総理が変わり、自民党内であたかも政権交代が果たされたかのように見えるが、官僚機構が維持され、その官僚任せの政治が後期高齢者医療制度を生み、汚染米を、消えた年金や消された年金を作り出した」と話し、今こそ新しい政治を政権を作り出していかなくてはならない、ぜひ民主党に政権を任せてほしいと力を込めて訴えた。

 街頭演説会には、武内則男参議院議員も駆けつけ、昨年の逆転の夏同様に、次期総選挙でも民主党へさらなる支持を頂きたいと訴えた。

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